お互いが疲弊しない関係性を目指す
普段目にする商品は様々な流通過程を経て店頭に並んでいます。
生産者から売り場までどのような過程を経ているか、消費者にとってブラックボックスになっていることが多いでしょう。
消費者としてはつい値段が安いものを追い求めてしまうもの。
しかし値段が安い全ての商品ではありませんが、商品が生産され流通する各段階できちんとした取り分がないことが少なくないでしょう。
(時には無償で従事させられたり過酷な労働環境の中で働いていることもあるでしょう)
そのような関係性の中では働けど働けど儲からず疲弊してしまいます。
消費者としては値段が安いことはありがたいですが、私はこの商品を生産している人は疲弊していないか?ということを考えることがあります。
消費者として安い商品を購入するということは、その疲弊する関係性を肯定することになってしまうためです。
私はパタゴニアの商品を買うことがあります。
商品の値段は安くはありません。
しかし、環境に配慮した商品を生産してると同時に、衣服を生産する従業員の手当を厚くしています。
生産者の取り分を加味した上での値付けであれば、値段が高くても納得して購入できます。
できる範囲でする
とはいえ値段が高い商品を購入すると支出が増えてしまうことも問題です。
あくまで自分のできる範囲ですることと、安さの影にいる人を意識することが大切かと思います。
そのような関係性が維持される社会では、いずれ立場が逆転して自らの身に降りかかってくる可能性もあるでしょう。
おわりに
今回は疲弊しない関係性を目指すことについて書いてきました。
理想論かもしれませんが、この意識は忘れずに持っておきたいものです。
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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