強みを打ち出すことは諸刃の剣

久松達央さんの著書「農家はもっと減っていい」を読みました。

きっかけは就農に関する情報を収集しているときに、youtubeの動画で話されているのをみました。

話の内容に興味を持ち、本を借りてみることに。

・農業の現状

・有機農業の真実や誤解

・新規就農の難しさや注意点

・規模が小さい農業で生き残るためのポイント

など、私が知りたかった内容が豊富に盛り込まれていました。

印象が残った点として、

小規模農家が生き残るためには、セールスポイントを曖昧にするのが良いという点。

え?

逆じゃないの?

と最初は思いました。

通常は、差別化して独自の強みを打ち出すことが推奨されます。

しかしそこには弊害も。

・価格

・糖度

・栄養価

・有機栽培

などの価値基準を売りにすれば、比較の土俵に乗ってしまうということ。

それはつまり自らを競争に突っ込む行為で、それは経営資源に恵まれた大手にとって有利な戦い方であるということ。

・その人が好き

・味が美味しい

・箱がかわいい

とか小さなフックをたくさん作って、比較されにくい良さを作り上げていくことが重要であると述べられていました。

確かにこれは税理士業にもいえることで、私自身が例えば税理士検索サイトで並行して比較された場合には、私が選ばれる可能性は高くありません。

自分がやりたいこと・できること・興味あることを開示し発信することが、よりたくさんのフックにつながると願っています。








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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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