お金だけでなく自分の中にスキルを貯めておく【お金以外の交換手段を身につける】

日銀の大規模な金融緩和から10年ほど経ちました。

その間、大量のお金が市中に出回りました。

今年の4月に日銀の総裁が交代することから、遠くない将来に新しい方向へ金融政策が舵取りがされることになるでしょう。
（せざるを得なくなるでしょう）

しかし、方向転換することで、どの程度の影響が出るか誰にもわかりません。

場合によっては、お金の価値が希薄化し、物と交換できない可能性もあるでしょう。

その前に、自分の中にスキルを貯めておくことをおすすめします。

お金そのものには価値がない

昔はお金自体に金や銀が含まれていて、お金そのものにも価値がありました。

しかし、今はお金自体に価値がありません。

お金で物が交換できるというお互いの信用で成り立っています。

日本銀行券を日銀へ持っていっても、物と交換できません。

仮にお金の信用がなくなれば、誰もそのお金で物と交換することはないでしょう。

お金の価値を担保するものがなく、信用で成り立っているという意味で、お金は水物です。

自分の中にスキルを貯めておく

お金が市中に大量にバラまかれている状況が続いています。

今後お金の信用がなくなり、お金で物が交換できなくなる可能性も否定できないでしょう。

お金で交換できない場合に備えて、自分の中に誰かに何かを提供できるスキル（無形資産）を貯めておくことが必要です。

今は物と物の交換をお金が介在しています。

お金が使えなくなった場合には、自分で物を作ったりサービスを提供することで、自分が欲しい物と交換することができます。
（いわゆる物物交換です）

また、物物交換だけでなく、物と物とを交換する際に介在させるお金を選択することができます。

私の場合、税理士業の料金は日本円で値付けしていますが、必要に応じでドルやユーロ、スイスフランでつけることができます。
（暗号資産でも）

値付けが自由にできるような何かを提供できるスキルを身につけておくことが、お金の信用度に変動されることなく、柔軟に対応できるでしょう。

まとめ

お金には価値がありません。

あくまでも物と物を交換するための手段です。

お金以外の交換手段、つまり自分の中に何かを提供できるスキルを身につけて、今後の不透明な事態に備えた方がよいでしょう。

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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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