訳あり野菜の「訳あり」【「訳あり」の解釈】

野菜直売所にいくと、訳あり野菜が陳列されていることがあります。

それはナスの表面に傷がついていたり、キャベツの虫食い部分が切り取られていたりしています。

それゆえ通常のものに比べ値段が安くなっています。

普段は店頭に並ぶ見た目がキレイな野菜を見慣れている方が少なくありません。

キズがない野菜と比較すると「訳あり」ということなのでしょう。

しかし、野菜を育てたことがある方はご存知の通り、無傷でキレイな造形の野菜を育てることは簡単ではありません。

野菜が成長する過程では、気温や雨風、虫の存在など自然環境の影響を大いに受けます。

手を加えずに自然に育てると、

・きゅうりはまっすぐになりませんし

・キャベツの葉には虫に食べられた後があったり

・レタスにはなめくじがついていたり

します。

むしろキレイな野菜の方が、自然に抗い人の手が加えられていて「訳あり」なのです。

スーパーの店頭など「訳あり」なキレイな野菜が多数を占める光景を日々目の当たりにすると、そんな「訳あり」の方が普通であると認識します。

ゆえに、自然に育てられキズがある野菜の方が「訳あり」として理解されてしまいます。

そう考えると、人も同じなのかもしれませんね。

無個性の方が人の手が加えられていて「訳あり」なのかもしれません。




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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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