お金の価値を定義づけるもの【信用と交換可能な物やサービスの存在】
お金の価値を定義づけるものは何でしょうか。
以前はお金を金、銀と交換できた時代もありました。
(金・銀本位制度)
また、江戸時代の大判小判には金や銀が使用されており、お金そのものに価値が含まれていていました。
さらにさかのぼると米や絹などが貨幣の役割を果たしていました。
現在はお金の発行量は日本銀行が調整しています。
日本銀行券を日本銀行へ持っていても、金と交換できません。
今は、日本銀行券で他の物やサービスと交換できるという信用で成立しています。
例えば、日本銀行券が流通していない国で、日本銀行券を提示しても物やサービスをは受け取ることはできません。
また、無人島へお金を持って行っても、交換できる人と物サービスがなければ、ただの紙です。
今までの貨幣制度の歴史を振り返ると、時代により物やサービスと交換する貨幣の役割を担うものが異なるのは興味深いですね。
「貨幣博物館 日本貨幣史」
現在日銀はデジタル通貨の導入も検討しています。
(技術的な話は私はよく分かりませんが)
「中央銀行デジタル通貨」
新しい技術の導入により決済が便利なっていくのは確かでしょう。
しかし、あくまでお金は、交換できる物やサービスと人の信用が前提です。
(お金そのものに価値がない限り)
自分自身が誰かに物やサービスを提供するスキルがあれば、時代により現在の貨幣価値が変わろうとも、新たにその時代に流通する貨幣と交換することができるのでしょう。
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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