縁側という場所は行き来自由な開放された場所

一般開放されている古民家を見に行きました。


明治初期に建築されたもので、敷地面積は278㎡にわたる広大な家です。


今からおよそ150年前に建築されていますが、人の寿命より長く、今なお立派に存在しています。
(今から150年後はどのような家になっているのでしょうか、場所を固定した家ではなく移動する家とか、または家という概念がなくなっていたり)

古民家で必ず確認するのが縁側です。

誰の部屋でもない共有の場所、縁側。


軒下でありながら日差しも届く場所で、家の中のような外のような、中庸な場所で、内と外との交流の場でもあります。

そこはどこからでも見ることができ、オープンな場所です。

縁側は開かれた空間で、来たければ来ればよいし、気が進まなければ来なくてもよい場所で、その場所に縛れることはありません。

組織やコミュニティーという場所では、関係性が固定化し、やがて内向きになり閉塞感が出ることが少なくありません。
(ある程度そういう方向性になってしまうことは組織やコミュニティーを維持させるためには避けられないのでしょう)

縁側のように出入り自由な場所を提供することを通じて、固定化されない場所を探し求める人へ何らかのお手伝いができればよいな、と考えていました。


-----------------------------------------------------------
都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

ホームページ(Home) 
プロフィール(Profile)
ブログ(Blog)
個人の方(料金表)(Individual-fee)
法人の方(料金表)(Corporate-fee)
お問い合わせ(Contact)