わからないことはわからない

現在連日わたり日経平均株価が暴落しています。
（本日の終値は過去最大の値下がり幅だとか）

・日銀が今後も利上げを継続し金融引き締めを図る

・アメリカの景気後退の予兆がでてきた

ことが理由としてあげられています。

何か問題があると、犯人捜しをする傾向がありますね。
（目の前のわからないことを理屈付けして納得しようとする傾向）

もちろん上記も暴落の理由の一つなのでしょう。

しかし、物事はありとあらゆる現象が複雑に混ざり合ったうえで、結果としてアウトプットされます。

その原因は、急に生じたわけではなく、地下に滞留するマグマのように以前から存在していたのでしょう。

不確実な事象に出くわすと、物事を理解するということはいかに困難であるかを思い知らされます。

普段からわかっていると思っていたことが、突然ハンドルを失った車のように暴走します。

それはつまり根本的にはわかっていなかったことを意味します。

わかること、わからないこと、を正確に線引きすることは難しいですが、意識は持っていたいですね。
（特にわかったようになっている状態には注意したいものです）

わからないことはわからない、と認識することが、物事の理解を進める第一歩なのでしょう。

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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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