アートに触れて考えたこと
埼玉県立近代美術館で催されている彫刻家戸谷成雄さんの作品展をみてきました。
チェーンソーを使って木に凹凸を作り幅を持った表面を表現されているそうです。
人工物であるはずなのに、どこか自然界の営みの中で刻まれた造形物かもしれないという印象を受けました。
切り口により様々な形の表面を見ることができます。
たとえこの作品が自然界でできたものだと仮定しても、この形になるまでの時間の流れ(短時間ではできない形)を感じました。
無規則なような一定の規則を持った流れがあるように見えます。
普段アートに触れる機会が少ないので、良い刺激になりました。
作品を見て感じたことは、
・作者は作品を通じて何らかの表現をしている
・しかし私が感じるものと作者が表現しようとしているものは異なる可能性がある
ということです。
しかし悪い意味ではなく、一つの作品に対し、それぞれ別の感じ方ができる作品の方が奥行きがあるように思います。
作者は〇〇を表現しているとか、作品の解釈を限定してしまうと、作品を楽しむ面白みや新たな発見が少なくなってしまいます。
何が表現されているかよくわからないものをみて、何を感じるか、何を見出すか、考えていく過程が創造的な活動で、私が解釈するアートであると考えました。
(実際のところ、私はアートの初心者でアートのことはよくわかりませんが)
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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