年内から確定申告の準備を進めるメリット
今年も残り4ヶ月を切りました。
今日はエアコンをつけず半袖では肌寒いと感じる日でした。
季節はいよいよ秋へ移ったと感じる次第です。
今回のテーマは「年内から確定申告の準備を進めるメリット」です。
・今から確定申告の準備なんて早すぎるんじゃないか
・そんな暇がない
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、持続的に事業を行う上では、早め早めの準備(損益把握)は欠かせません。
現状を把握することにより適切な対策をとることができる
年内から準備をすすめるメリットとして、現状把握することにより適切な対策をとることができる点が挙げられます。
年明けから損益の集計を始めると、黒字や赤字に対する対策の術がほとんどありません。
ただの損益や税金計算のための集計になりがちです。
また節税対策で車や備品の購入や保険の加入を勧められる場合もあります。
しかし、ふたを開けてみたら赤字で効果がなかったなんてこともありえます。
年内から集計を開始することで、
・利益が出ている場合には節税対策
・損失が出ている場合には売上単価や経費支出の見直しなどによる現状改善
のように現状に適した対策を講じることができます。
おわりに
今回は年内から確定申告の準備を進めるメリットについて書いてきました。
・損益がどの出ているのか
・現金残高はどの程度あるのか
をある程度ざっくり現状把握することから、改善策を考えるスタートラインに立ちます。
現状把握なしに節税対策をすると、かえって資金繰りが悪化する可能性があるので注意が必要です。
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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