「お金の減らし方」を読んで考えたこと

森博嗣さん著作の「お金の減らし方」を読みました。

世の中にはお金の増やし方の本や情報はあふれています。

それはより多くのお金を持ち、欲しいものを手に入れたいというニーズがあるからでしょう。

同著では、お金の「減らし方」に着眼し、

・自分が真に欲しいと思うものにお金は使うこと

・増やすことより、減らし方(使い方)を考えること

の大切さを述べられています。

例えば、何か自分が欲しいものがあるとします。

そのためにはお金が必要なので、一定金額を稼ぐ必要がありそうです。

しかし、それは本当に欲しいものなのでしょうか。

その判断は、周囲やネットの情報から欲しいと思わさせられている可能性はないでしょうか。

そんな状況の中、著者は、どこか一人でこもるときに持っていきたいかどうかで、買いたいものの判断材料としていると述べています。

孤独の環境下では、物の価値を判断するのは自分自身のみ。

周囲でとやかく言う人はいません。

この方法は確かにぶれませんね。

多かれ少なかれ人目を気にする現在社会では、自分で何が欲しいのかがわからなくなることがあるでしょう。

お金を増やすことに目が行きがちですが、その減らし方(使い方)も重要であるという視点は欠かせませんね。



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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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