人口は増加するのが正しいか?【適正化に向かっている?】

将来日本の少子化が進むことで、人口が減少することが懸念されています。

人口が減ることで、

・経済活動が減少し、税収が減る

・労働の担い手が減る

などが問題とされています。

元々人口はどれくらいいたのか?

時代ごとにまとめると以下の通りです。
(内閣府:平成16年版少子化社会白書参照)

縄文時代:10−26万人

弥生時代:60万人

奈良時代:450万人

平安時代:550万人

慶長時代(1600年):1220万人

江戸時代:3100−3300万人

明治時代(1912年):5000万人

昭和時代(1967年):1億人

平成時代(2003年):1億2千800万人

人口の増加については、

・農耕の技術開発が進んだ

・治安が安定した

・開国による食生活の欧米化

・工業化が進み、経済が拡大した

など原因は様々だと思います。

今は人口が減少していくことが問題とされていますが、過去の人口と比較するとまだまだ多いです。
(江戸時代と比べると4倍もの人がいます)

また、現在の食料自給率は100%ではなく、食料や肥料は海外からの輸入に依存しています。
(令和3年度で38%(カロリーベース))

今後世界の人口は自然増加を続けますので、ますます食料の確保が困難になっていくことが予測されます。

そんな中日本の人口を増やしていくことが戦略的に正解なのか、よくわかりません。

「人口が減少していく」という捉え方ではなく、「人口が適正化に向かっている」という風にも捉えることができるように思います。
(具体的に〇〇万人が適正だというのは分かりませんが)

「少子化を防ぎ現在の社会システムを維持する」視点があるのと同時に、「少子化に向けた社会システムを再構築する」視点も必要なのではないかと考えています。

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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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