効率化が進む中での人口増加の方向性を考える

テクノロジーの発展により、効率化があらゆる場面で進んでいます。

1日は24時間と限られていますので、社会の仕組みが効率化すれば、時間を有効活用することができるでしょう。

しかし効率化すれば、なくなる仕事が出てくるのも事実です。

新しく生まれる仕事>なくなる仕事

であれば、問題ありませんが、

新しく生まれる仕事<なくなる仕事

である場合、仕事により食べていけなくなる人が出てきます。

一方、経済・税収・社会保障の観点からは、人口が増加する方が望ましいとされています。

人口が増加すればするほど、

・経済が豊かになり

・税収が増え

・社会保障も手厚くできる

点から、現在も少子化対策として様々な施策がとられています。

しかし、

・効率化により仕事がなくなり

・人口が増加する

と、少ないパイを奪い合うことになります。

さらに世界へ視野を広げると、世界人口は今後増加の一途をたどると予想されています。

しかし地球の資源は限られているので、確実に各国が資源を奪い合うことになります。

日本は資源が少ない国です。
(少ない資源を効率的に使用することは得意です)

海外から資源の輸入をせずに、自国の資源で人口を賄うとしたら、人口は今よりもさらに減少するでしょう。
(現在の日本の人口は1億人ですが、鎖国をしていた江戸時代の末期の人口は3000万人ほどです)

今後日本が人口増加を続けるには、必ず資源が必要になります。

日本が海外から資源を仕入れる他方で、その資源があった国の人たちは生きていけているのかも、考慮すべき点です。

人口増加に依存せずに、人口が減少する中でどのような社会の仕組みを再構築するべきなのかを考える視点は必要であると思っています。





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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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