梅の生存戦略を考える
最近は気温が上がり、寒暖差はありますが徐々に春を感じる暖かさになってきましたね。
本日近くの梅まつりに行ってきました。
(まだ咲き始めでしたが)
咲いている梅の花をあたらためて近くで観察してみるとおしべの数が異様に多いことに気づきました。
今回はその時に考えた梅の生存戦略について、書いていきます。
梅の花はおしべが多いのはなぜか考える
梅の花を近くで観察してみました。
遠くから見た時には分からなかったですが、近くでみると一つの花に20数本のおしべがありました。
(通常の花は5−10本ほど)
なぜ梅の花はこんなにもおしべが多いのか考えてみました。
花が受粉するまでの簡単な流れですが、
1.花の蜜を吸いにハチなどの昆虫がきます。
2.その際おしべにある花粉が昆虫の体に付着します。
3.そして花粉が昆虫の体を経由してめしべにつき、受粉完了です。
おしべが多い理由について、ネットサーフィンでざっくり調べてみると、
梅が咲くまだ寒い時期は昆虫が少ないため、もし仮に昆虫がきた時の受粉の確率を上げるために、おしべの数を増やしているとのことでした。
しかし、そもそもなぜ寒い時期にあえて咲いているのか疑問です。
(そういうものだと言われてしまえばそれまでですが)
私が考える仮説ですが、
春は桜、菜の花など一斉に花が咲きます。
そんなライバルが多数いる中では、梅の花に昆虫がくるかどうかは不確実です。
そこで梅がとった戦略とは、他の花が咲かない(ライバルが少ない)時期に咲くことで、受粉機会を上げることにした。
しかし寒いので昆虫の数が多くありません。
そこで仮に花に昆虫が来たときの受粉の成功率を上げるため、おしべの数を増やしているのではと考えました。
おわりに
競合過多な所からずらした所で生きていくためには生存戦略が必要です。
時々自然を観察してあれこれ妄想するのは面白いですね。
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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