人生後半の戦略はどのように立てるか?
人生後半の戦略書(アーサー・C・ブルックス著)を読みました。
私は現在41歳で、いわゆる中年に当たります。
そんな人生後半の入口にいる現在、何らかの知見が得られるかと思い、同本を手に取りました。
人間が有する知能を、
・若い時にピークを迎える流動性知能
・年を重ねるにつれ伸びる結晶性知能
に区分し、人生の後半では流動性から結晶性知能へ乗り換えていくことが大切であることが述べられています。
流動性知能とは、推論力、柔軟な思考力、真新しい問題の解決力を指します。
(生得的な頭のよさで読解力や数学的能力と関連があります)
この能力は成人期にピークを迎え、30-40代から急速に低下するとのこと。
若い時にこの知能で成功を収めていると、成功体験に固執し、年々低下していく能力に抗い、徐々にハードワークになっていくそうです。
(結果が伴わないことも増えるとか)
一方、結晶性知能とは、過去に学んだ知識のたくわえを活用する能力で、年齢が経つほど向上するとのこと。
若い時に生み出した事実について、歳を取ったらその意味と使い方がわかるようになる知能です。
今までの培った自己の内面の知識や体験に目を向け活用することを考える時間が人生の後半戦では大切ですね。
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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