自己を拡張するには?

身体は考えるー創造性を育む松聲館スタイル(甲野善紀著・方条遼雨著)を読みました。
(以前ラジオで紹介されていました)

本の中で、自己を拡張していくには?という問いに対し、2つの視点が勉強になりました。

1つは、自分の意見と反するものに触れること。

瞬間的な嫌悪感は、熱湯を熱く感じる反射的なもので、これはどうしようにもできない。

一時の感情(本では獣性と表現されていました)をコントロールしていく訓練が必要である。

拒絶するのではなく、理解できないままにしておく。

時が経過するにつれ、新たな視点を見出すかもしれない。

2つめは、自分が最も信じているものを疑うこと。

否定することに抵抗を覚えるものほど聖域である可能性が高いからです。

確信をついた指摘にどきっとしました。

それは今まで自分が築き上げてきたものを壊すようなもの。

しかしそれが固定観念となり、物事の見方を妨げている可能性があるのも事実。

実際に疑ってみると、人生に対し、

・脱力感

・空虚感

のようなものを抱きますが、良い意味で力を抜くことができます。

特定の価値観を持つこと自体は悪い面ばかりではなく、むしろ生きる指針となるもので必須です。

自己を拡張するためには、その価値観は障害になることがあるので、時には自分の枠組みから外へ出ることが大切ですね。

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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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