締切効果を有効に使って負荷をかけることのメリット【効率化を考えることになる】

試験やタスクには制限時間や期限があります。

試験中は与えられた時間の中で戦略的に時間を使い、最大限のパフォーマンスが出るよう考えながら必死に取り組みます。

タスクについても、期限間近の集中力は通常では発揮できません。

この土壇場でパフォーマンスが上がることを締切効果といわれています。

締切効果には、メリットもあれば、過度なストレスがかかるというデメリットもあります。

今回は私が考える締切効果の有効活用をご紹介します。

締切日を早めに設定する

締切効果はパフォーマンスが上がるとはいえ、常に締切ギリギリにタスクを終了させることは、ストレスがかかります。

たまたま時間的にギリギリの状態になった場合は仕方ないですが、経常的に切羽詰まった環境が続くと過度なストレスがかかり、精神衛生上も良くないです。

結果としてパフォーマンスも下がってしまうでしょう。

そこで、締切効果を有効に活用するためには、定められた締切日より早めの締切日を設定することをお勧めします。

早めの締切日までにタスクを終了させた後は、もうそのタスクについては考えません。

本来の締切日までにもう一度見直せば、より良いものになるかも?と考えるのはキリがないと考えています。

また、早めに期限を設定することで、何かあった時に対応できるバッファーは確保しておくことで、心の安定にもなるでしょう。

時間を制限する

タスクに取り組む時間を制限することで、効率化を図ります。

昼食や夕食の時間が決まっていれば、その前の1時間の時間で仕上げるなど設定するのが良いでしょう。

タスクの後ろに予定を入れれば、時間が制限され、情報を取捨選択するスピードが上がります。

時間があるとより良いものを作ろうとあれこれ考えていくというメリットもあります。

しかし、余計な情報を集めてしまい判断を迷ってしまうというデメリットがあるのも事実です。

短時間で仕上げるには、限られた情報の中でどの方法が最も適切かを考える訓練になり、結果として効率化につながります。

おわりに

私が考える締切効果の付き合い方について、触れてきました。

締切効果の使い方をあれこれ試してみて自分にあった方法でタスクに取り組むのが1番の効率化だと思います。

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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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