私が実践した大学院で税理士試験税法2科目免除を確実に取るための戦略

税理士試験は5科目取得しなければ、税理士の資格を取ることはできません。

1年1科目ずつ受験することは可能ですが、1年に1回しか試験が行われないため、試験が長期化することも少なくありません。

私は税理士になるまで、10回税理士試験を受けました。

受験5回目で3科目合格できましたが、その後の5回は全て不合格でした。

受験5回目の合格のとき、2年に1科目ペースで取得できると当時考えていました。

しかしその後、3回連続で不合格になった時に、大学院で2科目免除も視野に入れました。

そのおかげで、今税理士として開業できています。

今回は大学院を利用するメリット・デメリットに触れながら、私が実践した戦略について書いていきます。

大学院を利用するメリット・デメリット

メリット・デメリットは簡単に書くと以下の通りです。

メリットは、大学院を卒業できれば、確実に税法2科目免除を受けることができます。

デメリットは、費用がかかることと、仕事との両立が大変であること(2年で卒業できない可能性がある)です。

私が実践した戦略

私は仕事と大学院の両立ができるか不安(確実に2年で卒業したいという思いがありました)だったので、大学院在籍時の1年半ほど仕事に就いていませんでした。

それは税理士試験勉強を並行して進めていたことも影響してます。

2019年12月に当時勤めていた事務所をやめ、2020年1月−8月まで税理士試験受験専念をしていました。
(大学院は2020年4月に入学)

この時税理士試験勉強の時間を捻出するため、2020年4−7月期の大学院の授業数も最小限にしていました。
(幸いにもほとんどリモートだったので、通学時間が節約できました)

相続税法と消費税法2科目受験し、それで合格していれば大学院は中退する予定でした。
(しかし結果は不合格)

税理士試験後は、卒業に必要な単位を取るため授業に出席したり、修士論文の資料収集・執筆をしたりしていました。
(時に遊んだり)

そして修士論文と卒業単位の目処がたった頃の2021年10月から再度仕事復帰し、その後無事に2年で卒業できました。

また、費用がかかるというデメリットには、奨学金を利用し対応しました。

手元に資金はありましたが、当時コロナ禍でもあり先行きが見通せなかったためです。

利率(0.04%)が低く、金利が上昇しても、上限金利(3%)があることは安心です。

まとめ

税理士になって何かやり遂げたいことが明確であれば、大学院を利用し、いち早く税理士になることをおすすめします。

大学院通学のデメリットとどう向き合うか自分なりの戦略を考えてみるのも良いかもしれません。




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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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