美術の物語始めました
図書館で予約してから2年。
ついに「美術の物語:エルンスト・H・ゴンブリッチ」が手元に本が届きました。
以前山口周さんがラジオで紹介していた本で、読むのを楽しみにしていました。
美術は専門的な話になりがちですが、同書ではやさしい言葉で歴史的な背景を含めて解説しています。
そのため内容がわかりやすく、興味深く読み進めています。
人を描くにしても、
・あるがままを描写するか
・そのものの特徴がよくわかる角度で描写するか
(エジプト壁画に見られる顔や足は横向き、体は正面のような描き方)
表現方法が多様です。
紀元前では航空機や船などの移動手段がないため、地域ごとに独自の文化に基づいた美術品が産出されています。
徐々に文化交流が始まると、芸術家が他文化の影響を受けるようになります。
数百年単位で伝統を重んじて作成されてきた創作物に変化が生まれる瞬間です。
長い年月を経て、保守から革新へ、文化の交わりを経て、新たな形が生み出されていく流れを見ていると、自分自身も長い時間軸の一時点に存在していることを認識します。
(百年なんて非常に短いですね)
過去の人たちが鑑賞であろう創作物を、言葉や社会的背景が創作時点とは全く異なる現代で鑑賞できることは、何とも贅沢なことに感じます。
(まるでその創作物を時代を超えて共有しているかのようですね)
トータルで700ページぐらいあるので、じっくり歴史に思いをはせながら読み進めたいと思っています。
(返却期限がきたら別途購入しようかと思っています)
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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