失敗は濃淡をつけて注意力を向ける

ほとんどの方が仕事をしていて何らかの失敗をしたことがあると思います。

失敗の種類として、

・絶対に間違ってはならない失敗で取り返しがつかない

・失敗しても後で挽回できるもの

があります。

頻度としては後者の方が多いでしょう。

全て失敗なく完了していくことが理想ではあります。

しかし、その注意力をそれぞれの失敗度合いに対して同等に向けることは一種の危険性を同時にはらんでいます。

軽微なミスをしないために多くの注意が向けられた結果、見過ごされた大きな失敗が潜んでいることがあるからです。
(大きな失敗の方が見えにくいことが多いです)

また、ノーミス信仰はミスを申告しにくい雰囲気が醸成され、ミス自体が隠蔽される圧力にもなります。
(その積み重ねによりより大きな失敗を引き起こす引き金になりかねません)

絶対に間違ってはならない失敗について注意力を向けるために、細かなミスについては都度修正し調整する方が注意力のバランスがとれます。
(前提として何が挽回できて、できないかを判断する必要があります)

影響度合いは大小さまざまですが、日々何らかの顕在化されないエラーが起きていると捉えることもできます。

可逆的又は不可逆な失敗か濃淡をつけてそれぞれに適当量の注意力を向けるのがベターです。

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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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