わかりやすさの弊害
世の中わかりやすさを求める風潮があります。
しかし、そのわかりやすさは時に事実を誤認する可能性をはらんでいます。
たとえば、グラフを使って有意差を判断する場合です。
有意な差がない場合でも、グラフの縦軸メモリを細かくして、あたかも差があるように見せることができます。
下記は同じ数字を表したグラフですが、見せ方によって印象は変わってきます。
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わかりやすい見せ方によって、
・問題がないのに問題があるように錯覚
・問題があるのに問題がないかのように錯覚
する恐れがあります。
これをすれば解決できる、のようなわかりやすさを謳った方法論は少し俯瞰して見た方がよいでしょう。
物事が生じる原因は、多様な要素が影響しており、運の要素も欠かせません。
例えば体調が悪かったとして、
・昨日の不摂生が原因なのか
・疲労の蓄積なのか
・何をせずとも一定の周期で悪くなる時期があるのか
・はたまた様々な要素が関わって体調が悪いのか
わからないものです。
わかりやすさは物事を理解していく上で助けになります。
他方、わかりやすいものは、何かが省略されていたり、見せ方に手が加えられたりすることがあるので、そういうものだととらえて情報に触れた方が良いでしょう。
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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