果樹勉強会第7回【袋がけ】

2025年の半分が終わり、7月に入りました。

先週からセミの鳴き声を耳にするときがあります。

初夏ですね。

今回の勉強会はぶどうに袋掛けをしていきます。

袋がけの目的は、虫による食害や雨水を介した病害の回避。

その他、風に野ざらしにしていると粒が傷つくことがあるため保護します。

前回から房はどの程度成長しているでしょうか。


粒がさらに大きくなっていました。
(ジベレリン処理2回目と笠かけ(日よけのため)後)

粒の状態を確認・調整し、専用の袋をかけていきます。
(袋には果実の着色を確認できる透明な窓がついています)


注意点は、

・実と袋との間に隙間をあけること

・袋の上部は雨が入らないようにきちんと締める
(袋に針金がついているので、袋の上部をぐるぐる巻きにします)

軸が短いと上部の空間を確保するのが難しかったです。

花穂整形や摘粒時に袋がけをイメージして軸の長さを調整していくと、手間が楽になりますね。

その他、摘粒調整がもれていた房があり。

果実が肥大化してからの摘粒の困難さを体感しました。

早め早めの対応でその後の作業量や手間が軽減できますね。

今回ぶどうに関して一通りの作業を通しで経験することができました。

部分的な作業のみならず、ぶどうの成長変化に合わせた調整の全体像を理解できたことは大きな収穫でした。

後は果実の収穫を待つのみです。

-----------------------------------------------------------
都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

ホームページ(Home) 
プロフィール(Profile)
ブログ(Blog)
個人の方(料金表)(Individual-fee)
法人の方(料金表)(Corporate-fee)
お問い合わせ(Contact)