ラジオで広告を学ぶ

ラジオを聴いていて、とある通販王手の会社がマットレスの販売広告をしていました。

・老舗の会社が開発

・腰に痛みがある人の98%の人が腰がラクだと回答

・マットレスはたっぷり9cmの厚み

・マットレスは1個5万円や10万円が相場

・今回ご紹介するマットレスの価格はなんと3万円

・今だけ限定で、さらに値引きして2万円に

・手を出しやすい値段

・6回分割払い(3,400円)も可能

・ご夫婦で2個買っても5万円以下

私自身も腰に痛みがあったら、思わず手を出したくなるようなテンポで、

話が展開されていきました。

それは全てが疑いようのない事実であるかのように、

こちらが考える余地を与えないスピードで矢継ぎ早にしゃべり続けていました。

冷静に振り返ると、

・腰に痛みがある人の98%の人が腰がラクだと回答
→サンプル数は何人か、横になるだけでも腰に負担が減る人もいるのでは?

・マットレスはたっぷり9cmの厚み
→厚みの相場を知らないが、相場以上の厚みがあるような表現に感じる

・マットレスは1個5万円や10万円が相場
→相場価格を知らないので、それが真実であるか調べる余地がある

点が気になりました。

・この商品を買えば消費者が抱える問題が解決する(寝る時の腰の痛み)

・期間限定にし、短時間での判断をあおる(考える時間を与えない)

・失敗してもまあいっかと思える手ごろな価格(相場価格より安価と思われる価格)を提供し、

 購入の敷居を下げる

広告をただ聴くだけではなく、話の展開を振り返り分析すると、

広告の理解が深まります。

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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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