価値は造られていくもの【良くも悪くも】

山口周さんのラジオ放送をよく聴いています。

元々山口さんの本が好きでよく読んでいました。

数年前に山口さんのラジオ番組が始まることを知り、その後は欠かさず聴いています。
(聴き逃しても、radikoというアプリで一定期間聴くことができるので)

今回番組内で価値は造られていくものという話題が出ていました。

かつて戦国時代には土地を持つことが富や権力の象徴でした。

当然土地は有限なので市場規模が一定です。

結果として互いにゼロサムゲームで奪い合うため、争いが絶えません。

そこで信長は茶器を土地と交換することで、広く一般に茶器が高価値であることを知らしめました。

多くの土地を所有することより、茶器自体に価値観を見出し、新たな市場ができました。

他方、この価値を造ることは運用する側にとって好都合であり、悪用されてしまう側面も持っています。

世の中で「これには価値がある」と言われているものが、自分にとって本当に価値があるのか、一度立ち止まり考える時間は必要かもしれません。

本屋に行っても、

「〇〇を知っておかなければ損する」

「〇〇をしなければならない」

というテーマが山ほどあり、人生しなければならないことだらけと思うだけで、なんだか疲れてしまいます。

時間は価値があるもののうちの一つです。

時間は有限なので、情報に振り回されすぎず上手く使っていきたいものです。





-----------------------------------------------------------
都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

ホームページ(Home) 
プロフィール(Profile)
ブログ(Blog)
個人の方(料金表)(Individual-fee)
法人の方(料金表)(Corporate-fee)
お問い合わせ(Contact)