失敗することは大切

「失敗学のすすめ」畑村洋太郎著を読みました。

今回は同著を読んで考えたことを書いていきます。

失敗はしたくない

一般的に失敗は敬遠されがちです。

本やネットでも「こうすれば成功する」というようなものをよく見かけます。

失敗すると恥ずかしい思いをしたり、落ち込んだりすることがあります。

時には失敗を隠蔽してしまうということもあるのでしょう。

組織に属していると挑戦して失敗することより挑戦せず失敗しないことの方が評価されることもあります。

失敗に不寛容なのは、そもそも抱えているものが多いので失敗すると余計な手間が増えてしまうことも原因なのかもしれません。

失敗を分析する

以前雪印で集団食中毒事件がありました。

ミクロの視点から見ると、現場での衛生管理が不十分であったことが要因です。

しかしマクロの視点から見ると、会社の業績のため、社員の過酷な労働状況を強いられていたこと、その結果として衛生管理の優先順位が下がってしまったことが原因であると同著で触れられていました。

失敗には、

・現場レベルで起こる失敗

・組織レベルで起こる失敗

の階層があります。

失敗の原因を適切に分析することも大切です。

おわりに

挑戦して成功する確率は千三つと言われています。
(1000回挑戦して、3つ成功する)

挑戦と失敗を重ね試行錯誤していかなければ、創造的なものは生まれないのでしょう。


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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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