家庭菜園の畑の雑草を全て抜いてはいけない理由

家庭菜園をしていて悩みの一つであるのが雑草の取り扱い。

特に梅雨から夏の時期にかけては、気温・日照時間・雨の影響で雑草は著しく成長します。

当初私は雑草が生えてきていたら全て抜いていました。
(雑草を抜く際に力が入りすぎて、ギックリ腰になった時もありました)

しかし今は雑草は全て抜かず、必要に応じ刈り取って畑のメンテナンスをしています。

今回は家庭菜園の畑の雑草を全て抜いてはいけない理由について書いていきます。

土が乾燥する

一つ目の理由としては、雑草を全て抜いてしまうと、土が乾燥してしまうからです。

土が乾燥すると、せっかく植えた苗も枯れてしまいます。

乾燥を防ぐための水やり頻度も増え、手間がかかります。

雑草は太陽光が直接畑に当たらないよう、良くも悪くも畑の表面を覆い、乾燥から保護しています。

また、雨や水やりをした際に水分の蒸発を緩和する効果もあります。

なので雑草は刈りますが抜きません。

刈った後の雑草をマルチングとして苗の根本周辺に敷くことで、土が乾燥するのを防止しています。

朝露で畑が潤う

私は週に1度を目安に水やりをしています。

とはいえ、しばらく雨の日がなく、猛暑が続くと畑が乾燥していないか様子を見に行くことがありました。

しかし、早朝には朝露が発生します。

早朝に気温が低下することにより空気中の飽和水蒸気量が減り、空気中の水分が葉に付着するためです。

雑草があれば、日中35度を超える猛暑であっても、早朝には朝露が葉につき畑が水分で潤います。

おわりに

今回は家庭菜園の畑の雑草を全て抜いてはいけない理由について書いてきました。

雑草は厄介な存在ですが、上手く付き合っていくことが自然の中で共生する秘訣なのでしょう。


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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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