税理士試験のために仕事を辞めて専念する場合に心がけること【失敗することも想定すれば挑戦の価値あり】
税理士試験は毎年8月に実施されます。試験は科目別試験で5科目合格すると晴れて税理士になることができます。
年1回の試験なので、不合格となると再度同じ勉強することになるので、ショックは大きいです。
試験を受けるにあたり、働きながら勉強するケースもあれば、仕事を辞めて専門学校に通い試験勉強に専念するケースもあるでしょう。
そこで今回は、税理士試験のために専念した場合に心がけることを書いていきます。
専念する場合のメリット・デメリット
- メリット
- 勉強時間を確保できる。
働きながらに比べ十分な勉強時間を確保することができるでしょう。
また、働いているとイレギュラーなことが発生し、勉強計画が狂い、モチベーションが下がってしまうことがあります。しかし、専念していれば、そういうことはありません。 - 複数科目に挑戦できる。
働きながら受験する場合、通常は1科目ずつ受験します。
時間があるがゆえ、同時に複数科目を受験することで、短期の税理士試験合格を目指すことができます。
- 勉強時間を確保できる。
- デメリット
- 収入がなくなる
勉強時間と引き換えに、収入がなくなります。
ある程度の貯蓄があれば生活費を捻出できますが、徐々に貯蓄が減っていくことはそれなりにストレスとなるでしょう。 - 合格するとは限らない
勉強時間が増えれば増えるほど合格の可能性は高まります。
しかし、合格するためには勉強時間以外の要素もあるため、専念すれば必ず合格するという保証はありません。
- 収入がなくなる
専念した体験談
- 29歳の時
働きながらの税理士試験の受験は、1回目2回目は不合格でした。3回目の挑戦時は、4月に仕事をやめ、5月から8月まで専門学校(通学)に通い、専念しました。
専念を決意した理由は、20代(といってもほぼ30ですが)は、何度でもやり直しが効くと思っていました。
仮に不合格であったら、自分には向いていないと諦め、税理士試験から撤退し、経理職を視野に職探しをするつもりでした。
結果は、簿記論3回目(×)・財務諸表論2回目(○)・法人税法2回目(○)となり、引き続き税理士試験に挑戦することにしました。 - 35歳の時
31歳の時に働きながらの受験で、簿記論4回目で合格。
残り2科目となり2年に1科目ペースでも35歳までには5科目取れるだろうと思っていましたが、あえなく4連敗。(主に相続税法を受験)
40歳までには税理士資格を取得したいという思いから、12月に仕事を辞め再度専門学校(通信)に通い、専念することにしました。(1月から8月まで)
専念するにあたり下記のことを考えてました。
1.消費税法は2回受験し、相続税法は4回受験していたため、知識の下地があったため、挑戦する価値は十分にあった。
2.前回専念時には結果が伴った。
3.前回5月から専念した時より勉強期間が格段に取れる。
4.とはいえ、試験は運要素もあるので、失敗した時のことも考え大学院へ入学もする。(大学院を卒業し修士論文を国税庁へ提出すれば、2科目試験が免除されるシステムがある。)
結果は消費税法、相続税法ともに不合格となり、この年に税理士試験を受験することをやめました。10年間の受験生活の中で1番勉強したので、やりきった感がありました。
専念する場合に大切なこと
失敗することも想定する。
これに尽きると思います。
挑戦する時は必ず失敗した時の出口を考えておくことが大切です。
(出口のない挑戦は無謀です)
資金面・モチベーション面を考えると、専念する場合には長くて1年ぐらいが限度でしょう。
(あくまで私が考えるところです)
出口を確保していれば、挑戦は決して悪いものではありません。
たとえ失敗したとしても、試行錯誤しながら勉強した実績・知識は自分の中に無形資産として残ります。
(話のネタとしても)
次に働きながら受験するとしても、その資産を活かすことができるので、決して全てが無駄になるというわけではありません。
まとめ
税理士試験の受験生活は長期化する傾向があります。
会計事務所業界は人手不足が常態化してますので、短期的に専念するということであれば、専念から復帰した後の仕事が全くないということはないでしょう。
自分の中で戦略性を持って、コツコツ取り組んでいくことが確実な成果につながるのではないかと考えています。
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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