不安とは適切な距離を保つ【不安はなくならない】

生きていれば不安に感じる時もあるでしょう。

最近の話題でいうと、今後も続くであろう物価高、日本円の貨幣交換価値としての信頼性、台湾有事、自然災害などあげればきりがありません。

そのような不安を感じたとき、どうすればよいか。

私が考える不安との向き合い方について書いていきます。

不安はなくならない

なぜ不安を感じるか。

ある出来事が自分に対しどのような影響を及ぼすのか、計測できず不確定な状態であることが原因です。

不安を感じてしまうことは、悪いことか。

決してそうは思いません。

例えば、自分が命の危機に接した時に、不安を感じるとします。

そして、その不安という感情が動機付けとなり、身を守るためその場から逃げるという行動に移すことができます。
(時には戦うという選択肢も)

そういった意味において、不安という感情は、危険な環境の中、いかに長く生きていくことができるか、人が進化する過程で身についた潜在的なものだと思います。

不安がなければ、危機に対応できず短命となり、人類はここまで繁栄しなかったでしょう。

不安が存在する時

不安を感じる要素は、不安を感じる前から存在しています。

しかし、不安はそれ自身が顕在化した時点で、不安となって急に自分自身の目の前に現れたように感じます。

例えば、普段橋の上を車で走っていても、高さを意識することはほとんどありません。

それは、視野を前方に向けさせ、下が見えない(顕在化させない)ような作りをしているからです。

橋が透明であった場合には、橋の高さを認識することは避けられません。

透明でない場合と比べて、不安を感じるでしょう。
(特に山間部の高速道路の橋は横から見ると非常に高い所にあると感じます)

しかし、不安が顕在化する前から、橋はそこに存在していたのです。

不安に出会ったらどうするか

一度顕在化した不安とどう向き合うか。

ますは、不安になったという自分を受け入れることでしょう。

そして一度不安から距離を置くこと。

私の場合は、今いる場から環境を変えることで(外出や運動など)、「今の前の出来事」に意識を向けるようにします。

その後、不安に対して、「自分ができること」と「自分ができないこと」を分けて考えます。

「自分ができること」に対しては対策を練り、「自分ができないこと」に対しては、あきらめます。

先程の透明の橋の例で言うと、

「自分ができること」は、車のハンドルをしっかりと握りしめ安全に橋を渡り切ること

「自分ができないこと」は突然橋が崩落してしまう可能性に対応すること

です。

さいごに

不安について、自分が考えていることを書いてみました。

ブログを始めてから2週間経ちましたが、文書で相手に伝えるということは、難しいものですね。

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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office

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