仕組み作りはルールにより強制するか自主性に任せるか
私の近所に遊歩道と遊歩道の間に車道がある所があります。
反対側の遊歩道へ行くときには、車道を渡らなければなりません。
信号はもってのほか、横断歩道もありません。
バス通りであり、車の交通量が少なくない所です。
なぜ信号や横断歩道がないのでしょうか。
一見事故の危険性があるように見える道でも、実は交通事故が起こっていないのでは、と推測しました。
(横断歩道を設置する声があがっているかもしれませんが)
信号や横断歩道がない場所では、車側も歩行者側も互いに身の危険を案じながら通行します。
・車側としては、急に飛び出てくる場合があるかもしれないので、自然と減速する心理が働き
・歩行者側は、車が来ていないことを必ず確認し、緊張感をもってわたります。
結果として、信号や横断歩道のように強制するものがなくても、事故防止抑止力が働いているのかもしれません。
そこで、イギリスの交差点で導入されているラウンドアバウトの話を思い出しました。
(日本でもたまに見かけます)
ラウンドアバウトと呼ばれる交差点には信号がありません。
新たに交差点へ入る時には、一方通行で進入します。
そして、先に交差点に進入している車を優先します。
信号という強制力がある交差点と比べて、互いに自制心が働き事故が格段にすくなくなるとのこと。
必要最低限のルールは必要ですが、お互いの判断に任せる場合であっても、事故の抑止につながるケースがあります。
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都築太郎税理士事務所/Tsuzuki Taro Tax Accountant Office
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